第3回にほんばし座談会を開催いたしました。

日頃より川畑よしともの活動をご支援いただきありがとうございます、中央区のこれからを考える会スタッフです。

さて、昨年から開始しました「にほんばし座談会」も2023年2月18日の開催で第3回目の実施となりました。今回は、参議院議員 天畠大輔氏にもご参加いただき、「重度訪問介護」について議論しました。


<当日、障害を持つ方の支援について語る川畑>  


第3回目のテーマは「重度訪問介護」。国政から地方自治体レベルまで、問うべき課題が山積している重要なトピックです。また、この課題は、重い障害のある方のための車椅子を製造・販売してきた川畑にとってもずっと対峙を余儀なくされてきた、いわばこれまでの人生と切っても切り離せないテーマでもありました。

※川畑のこれまでの経歴についてはぜひ プロフィールページ をご覧いただければと思います。


当日は、政策の問題点のみならず、川畑自身の経験や天畠議員のお考え、また会場にも福祉に関わる方や障害をお持ちの方もご参加いただき、会場に参加する全員で深く議論を進めることができました。


<発表スライドより一部抜粋>  

川畑からは「国がやらないなら私達がやる!基礎自治体の気概と矜持を知ってほしい。自治は育てるもの」とのメッセージをお伝えし、地方自治体の取り組みの例としてさいたま市のケースをご紹介しました。

また、天畠議員からは重度訪問介護制度の現状の問題点、ならびに、その問題が温存される背景について解説いただきました。


<今回特別ゲストとして参加いただいた天畠議員。ポスターにも一緒に写っていただいています!>  


会場の議論より - 合理的配慮とは対話によって作られていくもの

特に今回印象に残ったのが、ニーズが違う人たちの調整をどうしていくのか、合理的配慮とはどこまでのことをいうのかといったご質問に対し、天畠議員はまず対話することが大事だとお話されていたことでした。

天畠議員からは「合理的配慮とは、対話によって作られていくものだ」、「合理的配慮とは配慮する側と配慮される側の対話が大事。対話が不十分だとチグハグな制度になってしまう」とのご回答。これに対し会場の別の参加者からも「合理的配慮とはこれ!と言うものではなく対話によって生み出されるものというお話が、とても腑に落ちました、今日の座談会のお土産にします。本日は本当にありがとうございました」という声が寄せられました。


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今回はこれまで以上に多くの方が会場まで足をお運びいただきました。

イベント運営の面で至らない点もあったかと思いますが、天畠議員、会場の皆様で和やかな雰囲気を作ってくださったおかげで、無事に会を終えることができました。スタッフ一同心より感謝申し上げます。ありがとうございました!今後とも何とぞよろしくお願いいたします。


次回の座談会は3月11日開催を予定しておりますので、次回もぜひご参加ください!

<最近の川畑。最近はお声がけいただくことも多くなってきました!>


なお、今回の座談会の発表内容を聞きたいという場合には、 こちら から第3回にほんばし座談会のアーカイブ配信希望の旨記載の上、お問い合わせいただければと思います。 

 ※アーカイブ配信について、にほんばし座談会参加登録済みの皆様には個別に関連案内をお送りしますので、個別のご連絡は不要です。


いつもご支援いただき心より感謝申し上げます。

引き続き、川畑よしともを何とぞよろしくお願いいたします。


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中央区のこれからを考える会 代表 川畑よしとも

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